11月。晩秋から冬へと、その先の季節へと移りゆく。
私の散歩道の道際等の草花達は、また新たな世界を夢見て、その身を自然の中に託そうとしている---

10月からの、より充実した時季を持とうしている草花達の姿 ---その25。
　　
あちこちに観る、目映いばかりのトリカラー葉花。
--- 何時も散歩道の道際。そこに観るは、花を見ずにして花を葉に観るに変幻にしてカラフルな草花。
あちこちのオープンスペース、家々前の花鉢、花壇には、夏からこの晩秋まで、そのトリカラーなどの昼間のイルミネーションを表出している。


　　　　　　　　ハゲイトウ(葉鶏頭)

・ハゲイトウ＜葉鶏頭、別名 アマランサス※＞(ヒユ科 ヒユ属)
原産地は熱帯アジアの一年草。
中国では宋時代には渡来しており、江戸時代初期には日本でも栽培されていた。
　※アマランサスはヒユ科 ヒユ属/アマランサス属の植物の総称。一年草の擬似穀類。アマランスとも。
＜特徴＞
赤や黄色に色づく葉を楽しみ観る。葉ものなので観賞期間が長い。
苗の頃は緑色が強いが徐々に色づく。初めは黄色で後に赤色が出てる。
気温が低くなるとさらに強く色づく。

品種によっては全体が赤紫や黄色になるものもある。
ハゲイトウの花は目立たないが、いつの間にか咲いていて、翌年こぼれダネで増えることもある。株は直立し背丈も高くなるが、１ｍも伸びない矮性種も出回る。

大きさ：背丈50～150cm、横幅25～60cm
主な見所：葉(８～10月)

＜ハゲイトウの主な品種＞
葉色の違いでいくつか品種が出回っている。矮性種もある。以前は細葉の品種など色々とバリエーションがあったが、店頭で見かける機会は少なくなっている。
→「トリカラーパーフェクタ」：赤黄緑の３色になる。

→「アーリースプレンダー」：茎の先端が赤紫に色づく。それ以外は濃い紫。よく目立つ。

→「イルミネーション」：黄色と赤紫に複雑に色づく。

(出典・参考: 花と緑の図鑑、ハゲイトウ Wikipedia)