*･゜ﾟ･*花を飾ろう*:.｡.🌿 .｡.:*･゜ﾟ･*

　私は時計の形にも好みがあって四角いのはいやなのだ。円い時計に限るのだった。時計は無限につづく、たとえいやなことがあっても、編みまちがえた編みもののように「ほーどきましょ」というように、またぐるりとひと周りしてりあたらしくはじまる、エンドレスの時間、いくつもいくつもあとからあとから出てくる、そうして時計を壊して内部をのぞいてみると、時計のタマゴが（グロテスクな感じではなく、かわいくきれいな感じで）ぎっしり詰まってる、そんなふうに想像するのが好きだった。
私はいつもすることがいっぱいあり（それは好きな仕事ばかり）次々あたらしい時間が生まれるというのが、とても嬉しかった。

　　　　　　【気をとりなおす、という才能】
　　　　　　📚上機嫌な言葉366日・田辺聖子

🌿職場の庭の花たちで‥✨(●´ω｀●)