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カタバミさんのお出かけ先,コハマギク(小浜菊),ハマギク(浜菊)の投稿画像

2021/10/21
10月、神無月。夏を後にして時季は秋。そして、それは先々への季節へと進む。私の散歩道の道際等の草花達は、今、季節の変化に徐々に順応しようとしている---

9月からの、より充実した時季を持とうしている草花達の姿 ---その20。

 地味にも清楚な白い、キク科の‘日本の花’
---何時もの散歩道の道際の、ある花屋さんの店頭で遭遇した、白色の花。
そこに観たものは、何か地味に見えても、清楚感があるキク科の草花であることに直ぐに実感でき、これまでも何度も出会っていても、無下に素通り過ぎてきた感のある草花である。

少し調べてみる。
それは、草花名は海岸に生えるノギクの意で、花の少なくなった、みちのく(陸奥)の秋の海岸を代表する花であり、先にあるお宅の花壇で観た草花、コハマギク(小浜菊)に似るが、これを少し大きくした草花。そして、それはキク科ハマギク属にあり、日本原産で「日本の花」という意味で、1属1種で日本特産のキク科植物であるという。なお、分布地域を同じくするコハマギク(小浜菊)は、キク科キク属であるという。

         ハマギク(浜菊)

このハマギクの盛りが過ぎた頃、花が小振りなコハマギクが盛りを迎えるという。

・ハマギク<浜菊>(キク科 ハマギク属)
 名は海岸に生えるノギクの意で、花の少なくなったみちのくの秋の海岸を代表する花。
栽培しやすいのでよく庭に植えられている。青森県八戸市を北限として南は茨城県までの太平洋沿岸に生える。
属名のハマギク属(Nipponanthemum)とは「日本の花」という意味で、1属1種で日本特産。
園芸品種のシャスターデージーはフランスギクとハマギクの交配種だといわれている。

海岸の崖地や砂地に生える半低木。茎は太くて無毛、下部は木質化して叢生して越冬し、春にその先から新しい茎を伸ばす。高さは0.5-1mになってときに斜上する。

葉は無柄で茎の上部に密に互生し、長さ5-9cm、幅1.3-2cmのへら形で無毛、厚く光沢があり裏面は緑白色、縁の上半部に低い鋸歯がある。
頭花は長い柄があり上向きに1個つき、直径6-9cm、黄色で多数の筒状花とそれを取り囲む1列の白色で舌状花からなる。

ハマギクの盛りが過ぎた頃、花が小振りなコハマギクが盛りを迎える。
花期:9-11月。

(出典・参考; ハマギク 素人植物図鑑 他)

・コハマギク<小浜菊>(キク科 キク属)
(備忘; コハマギクの属性等 10/2 ‘21)

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