皆さま、お疲れさまです。

通りがけ。
近道しようとして細い農道をセレクト。
幸い後続も前方走行車もナシ。
路側帯ぽい駐車スペースが目に入ったので其処にクルマを停めて、少し歩きました。

この時間はまだ雲が多く、あちこちの白い隙間から蒼が覗く面白い空模様。
瞬間的に射す陽光がフラッシュのようで、思わず手のひらで傘を作る程。
それでも。
昨日より暖かな陽気と枝葉の間を擦り抜ける風が促すみどりの囁きを楽しみ、いつも通り抜けるだけの道に時間をかけて。

草のいろ、花の明るさ、風の温度‥‥
全身で感じ取れるすべての感触を。
ただ、素直に受け入れて。
地に足をつけて、息をして、周りの色彩を無心に映す‥‥そうすると。

自分が名もない一本の草になったように。
ただ陽の光を浴び、風に揺られて現在を生きるとても小さな小さな生命になった気がしてくる時があります。
そんな私には家族も仕事もお金も無い。
あるのは、この身ひとつだけ。
それなのに。
どうした事か、心はとてつもない安堵に包まれて笑いたくすらなってくる‥‥


一年に数える程ですが、野原や草むらを歩いているとそうした気持ちになる事がありました。
始めのうちは自分がおかしくなってしまったのかと思ったのですが、あるお坊さまからそれは瞑想ですよ、心配要りませんよと諭され随分と安心したものです😮‍💨

ただこの瞑想。
メディテーションとも言われますが、さあやろうと意気込んでもさっぱりダメ😅
お寺の御堂で座禅を組んでも足とケツの感覚がなくなって立ち上がれず、産まれたてのバンビ状態で靴を履いたという愉快な記憶しか無く。
お試しのヨガで再チャレンジするも、鳴りそうになる腹のムシを黙らせる方向に全集中を強いられやはりそれどころではございませんでした😂

人間、ダラ〜っと脳みそ溶けているくらいが一番幸せ、なんでしょうかねぇ‥‥