緑一色… そんな麻雀の役がありました｡キャンパスの裏手には、天狗と言う雀荘｡休講の合間に仲間4人で卓を囲む｡あの雀荘どうなったかなぁ…
気温5℃でオリヅルランは元気を失う｡ 分かっていれば、室内に避難出来る。分からないのが、昨夜関東を襲った地震｡横揺れが続くが直ぐに収まる｡
東日本大震災とは揺れの質が違う｡

先ずは、ドアのロックを解除してドアと窓を開けて避難路と履物を確保｡『歪んで開かない事も有るので欠かせない』ガス栓は、自動シャットダウンなので使用中以外は無視します｡
机やテーブルの下に入るのは、住居内での行動として最悪、孤立して脱出出来ない事になりますから｡
出入り口付近には、倒れやすい物は置かないのは常識｡
天災を人災にしないようにしたいですね。
今回、数十人が怪我を負いました。上から物が落ちてきた。慌てて転倒した… 原因は様々… 予防はできなかったのだろうか？　
いつもそう思うのであります。
防災のプロ、片田氏をご存知の方も多いでしょう。釜石の奇蹟を生んだ張本人です。
群馬大の教授時代に東北の各小中学校に出向き、「津波が来たらとにかく高い所まで逃げなさい」と教えていたのです。
学んだ生徒が「校舎の上は危ない、直ぐ降りて遠くに逃げよう」そう叫んだ｡屋上にいた数十人の生徒は校舎を離れ、遠くの高台を目指した｡全員無事｡
校舎は、やがて津波に呑み込まれた。これが東日本大震災の釜石の奇蹟です。
当時片田教授は、自治体の教育委員会を訪問し持論を述べたが、講演は不用と断られた所も多くあったと語る｡
研究者が正しい評価を受けるまでには、時間がかかる事が多い｡
今回、ノーベル物理学賞を受賞した真壁淑郎氏もその一人です。
地球温暖化を50年前から予測して気候変動モデルを開発した｡
50年の当時、地球温暖化に批判的な人たちばかりだったのです。
研究を深める為渡米、コンピュータを駆使したシミュレーションで科学的な根拠を持って明確に証明した｡その事で懐疑的な見方をする人たちが一変し世界中の関心が一気に高まった｡
『人間の活動が大気や海洋、陸域を温暖化させている』それを科学的に証明するのに50年かかりましたけど、その功績は計り知れません。