野生種も好きで育てています🧡

ノカンゾウ　野萱草

学名はHemerocallis fulva

「Hemero callis」(ヘメロカリス)はギリシャ語の
　　「hemera(一日)」
「calles(美)」が語源で
「一日で美しい花がしぼむ」という
ノカンゾウの特徴からつけられました。
　　「fulva(茶褐色の)」は花の色を表しています。ノカンゾウの花は色の変化に富んでいるので茶褐色とも言われています。
和名は中国のホンカンゾウに似て良く野原にみられるという意味から
漢名(中国の植物名)の「萱草」カンゾウに「野」をつけて「野萱草」ノカンゾウになりました。
別名ベニカンゾウもある。
和歌では「和須礼久佐」ワスレグサの名で詠まれ古くから人々に愛されてきました。

今回調べて初めて知りました。

ノカンゾウを乾燥して食用にしたものが「金針菜」キンシンサイと呼びます。
6月〜7月にかけて採取したノカンゾウの蕾を天日干しにし乾燥させたものが中華料理の食材として売られています。

利尿作用、解熱作用、むくみや不眠、うつ症状を改善する効能もあるとされることから、食用にされたり、薬として利用されてきました。根、蕾、若芽など用いる部分の違いによって効能も少し異なる様です。

以前に「金針菜」は中華材料で見たことがありましたが、この花だとは知りませんでした😊

　　　B O T AＮIＣAより引用