マンションに咲く百日紅(サルスベリ)。
青空が似合います。

左上は、南杏子 著 「いのちの停車場」。
先日、徹子の部屋に著者の南杏子さんが出演されていました。📺
その番組を観て、読みたくなりました。

「いのちの停車場」は、吉永小百合さん主演で映画化がされています。
主人公の白石咲和子(しらいしさわこ)は、東京の大学病院の救命救急センターに医師として長年勤め、62歳で故郷 金沢に戻り、訪問診療医となります。

咲和子は、訪問診療で出会う色々な患者と真摯に向き合い、仕事仲間と共に患者にとって何が最良の治療法かということを考えます。
再び故郷で暮らすということの深い味わいも印象的でした。

６歳の小児がんの少女の訪問診療の際は、限られた命の中で彼女が望むことをいかに叶えるかを検討します。
海を見たいという彼女の希望に応え、浜辺を車で走る場面は、感動でした。
涙腺が崩壊したのかと思われるほど涙が溢れました。

咲和子の高齢の父の旅立ちまでの激痛に翻弄される壮絶さ。
ラストでは、衝撃で涙も止まりました。

高齢者が入院した際、延命治療をどうするかを医師に問われます。
父母、義父母が入院した際の複雑な心境と、究極の選択をしていかなくてはならない現実を思い出しました。

原作を読むと映画が観たくなりました。
まだブルーレイでの貸し出しはされていないそうですが、早く観たいものです。📽

💙今日も酷暑です。
熱中症にはくれぐれも気をつけましょう。