ワルナスビ　悪茄子

ナス科ナス属の多年草

アメリカ原産
明治時代　牧草に混入し渡来したのが確認された。それ以降　日本全土に広く分布


とにかく　このお名前　どうしたのかしら？って思いますよね。
『 悪 』だなんて…

同じナス科のナスに似てるから　
” ナスビ "
茎や葉っぱに鋭いトゲがあり、
また 畑に害も 及ぼす草だから
” 悪 “
要注意外来生物に指定されてます。

去年は　悪っぽさ控えめな優しい雰囲気に撮って投稿しましたが、今回は　悪っぽさ全開。

写真の　葉っぱの裏、主脈に沿って　シッカリ生えてるトゲトゲ、見えますか？　上から見ると　コレが見えないんですよ。うかつに触ると　痛ててって事に。駆除も大変でしょうね。

葉っぱ、茎、実に含まれる毒は ソラニンです。 (ジャガイモの新芽に含まれている毒と一緒)　
黄色のプチトマトみたいな実がなり美味しそうに見えるそうですが、　食べちゃダメですよ。

…　とは、言っても　私が目にする　ワルナスビたちは　実がなる前に綺麗さっぱり　バッサリーノの運命なので　一度も実を見たこと無いんです。
一度でいいから撮ってみたいんですよね〜　イヒヒ

悪ナスビ本人は、身を守るための防衛手段でしょうから　悪気はないんだろうけど…仕方ない。
ナットクのネーミングですね。


撮影　2021 6/27
古い都営住宅の植え込み