ペッシュボンボン… 日照時間が少ない日々が続いています。今日の東京は、小雨が時折降りて来る。

雨量の増す中、熱海市の山肌の崩落が起きてしまいました。多数の家屋が押し流され今も救出活動が続いています。
下流域に多数の家屋がありながら盛り土をしたのか？
何故それを自治体が許可をしたのか？その経緯によっては、自治体は多額の賠償責任を追うことになります。
リニア新幹線の静岡県内のトンネル工事に反対する傍ら、山頂を削り取った大規模メガソーラー発電にはOKする川勝平太静岡県知事ってどんな人？
そのメガソーラー設置の為に削り取った残高を崩落現場に運びそのまま投機した可能性が高いです
ドローン撮影の現場映像を見れば大方の判断がつきます。

国交省の調査班が現地入りして原因究明にあたっています。
熱海と言えば、温泉=火山=火山灰=軟弱地盤=水に弱い=崩れやすい=泥流を生む=低地に流れる

元々地質構造的に関東一帯が富士山の噴火によって火山灰が堆積してきた地質が地下に眠っているわけです。
問題は傾斜地。
『そこには、大きなすべり台が有る』と言うことを理解することが大切。

人は見えるものには、反応するが、見えないものには無反応になりやすい。
『歴史や地学を一緒に学ぶと将来が見えて来る』
予知能力とは、そういう事なのかも知れない。

今回の崩落地域一帯は、国と県から危険地域に指定されていた。
それを放置した県知事や熱海市市長の責任は消して軽くない。

そんな地域が全国には、たくさん有るから他人事とは言ってられないです。

熱海市の崩落状況がどの様に起きたのか。仮説がいくつか立てられます。
「二つ波が来た」現地の人の証言
から仮説は２つ。

①土砂の流出は、先ず中腹から起き、時間差で上部が崩落。
②最上部から崩落が始まり、途中で後半の土砂が瓦礫で一時せき止められ、再び流出した。

国交省の調査班はどの様な見解を示してくれるのだろうか。

全長1kmの大きなすべり台から10万トン級のタンカーが滑り降りたという感じでしょうか。

杉ではなくブナやサワグルミの緑を活かした防災林が、大切なんですよね。

東京の奥多摩には、ブナを中心とした保存林のお陰で、美味しい水と安心が担保されています。