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お出かけ先,ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙),鮮やかに発光する、オレンジ色の濃い草花2つの投稿画像
カタバミさんのお出かけ先,ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙),鮮やかに発光する、オレンジ色の濃い草花2つの投稿画像
ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)
鮮やかに発光する、オレンジ色の濃い草花2つ
マリーゴールド(クジャクソウ<孔雀草>)
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カタバミ
2021/07/04
7月、文月。とはいえ、まだまだ梅雨の真っ只中。でも夏のイメージが強く感ぜられる時期に入る。私の散歩道の道際等の草花達は、徐々に、夏の強い陽を浴びて、バラエティのある色彩を表出しようしているようだ---
6月からの、熱い夏に向けての準備に忙しそうな草花達---その3。
鮮やかに発光する、オレンジ色の濃い草花2つ。
---散歩がてらの用事で、集合住宅の脇のオープンスペースに入ってみる。
そこに観たある草花。
少し湿気が感じられる空気の中、目が覚めさせるような、濃いオレンジ色で黄金が発光しているかのように、そこに根を這っていた。
また、その真向かいの建物の脇に観た草花。
葉の間から花茎を伸ばして花序を出し、ここでも幾つかの濃いオレンジ色を発していた。
前者はマリーゴールド(クジャクソウ<孔雀草>)、後者はヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)。
・マリーゴールド<別名 クジャクソウ<孔雀草>、センジュギク<千寿菊>、マンジュギク<万寿菊>>(キク科 マンジュギク属<コウオウソウ属>/タゲテス属)
メキシコを中心とした中央アメリカに約50種、アフリカに1種が分布する一年草、または多年草。
主に流通しているのは、草丈の低いフレンチ・マリーゴールドと、高性のアフリカン・マリーゴールド、そしてその交配種。
どちらも一年草で、「フレンチ」「アフリカン」の冠が付いているが、メキシコ原産の植物である。
日本へは江戸時代に渡来し、今では夏の花壇に欠かせない定番植物となっている。
マリーゴールドの花期は6月~10月。
花期になると、分枝した茎の頂部に、花径2~12㎝程度の頭花を咲かせる。
花は長い舌のような花弁を持つ舌状花※と、小さな5枚の花弁を持つ舌状花から成る合成花で、長い花期の間、次々と開花する。
※舌状花を持たない品種もある。
花色は、オレンジ、赤、黄色、白、複色。 八重咲きの他、菊咲きやクラウン咲き、カーネーション咲きなどの変わり咲き品種もある。
葉は羽状複葉で、茎に互生。
小葉は披針形で縁に鋸歯があり、品種によって幅広のものや細いものがある。
茎はよく分枝して花を咲かせながら成長し、株はこんもりと茂る。
葉茎には独特の強い匂いがあるが、最近ではあまり匂いの強くない品種も流通している。
草丈20㎝程度の矮性種から100㎝程度に育つ高性種まで、草姿の異なる品種が流通している。
耐暑性が高く、丈夫な性質で育てやすい植物。
品種によってはこぼれ種でよく増える。
<マリーゴールドの主な品種>
→アフリカカン・マリーゴールド
メキシコ原産のエレクタ種を元に改良された品種群で、センジュギク(千寿菊)の和名を持つ。
草丈60㎝~90㎝、花径5㎝~12㎝の高性種。
1960年代にアメリカで品種改良が進められ、数多くの品種がある。
日本に最初に渡来したマリーゴールドは、アフリカン・マリーゴールド。
「アフリカン」の名前は、イギリスのチャーチル5世率いるイギリス軍が、アフリカ遠征の際に本種を持参して栽培し、現地に広まったことに由来。
→フレンチ・マリーゴールド メキシコ原産のパツラ種を元に改良された品種群で、クジャクソウ(孔雀草)の和名を持つ。
草丈40㎝~60㎝で、花径は2㎝~6㎝と比較的小型の品種が多いのが特徴。よく分枝し、株がこんもりと茂る。 16世紀にヨーロッパに紹介され、パリの王宮の庭園に多用されたことから「フレンチ」の名前がある。
→メキシカン・マリーゴールド メキシコ原産のテヌイフォリア種とその園芸品種群で、ホソバクジャクソウ(細葉孔雀草)、ヒメクジャクソウ(姫孔雀草)とも呼ばれる。
矮性種で、草丈は15㎝前後、花径2㎝程度。
フレンチ・マリーゴールドよりさらに小型で葉が細く、繊細な印象のマリーゴールド。よく分枝して横に広がる性質がある。
・ヒメヒオウギズイセン<姫檜扇水仙、別名 モントブレチア、クロコスミア>(アヤメ科 ヒメトウショウブ属/クロコスミア属)
サハラ以南のアフリカ、マダガスカルに約9種の原種が分布。多年草。その中で、ヒオウギズイセンとヒメトウショウブから作出されたのが、本種ヒメヒオウギズイセン。
ヒメヒオウギズイセンは、1880年に上述の2種の交雑によりフランスで作出される。強健な性質で、湿地から乾燥地まで様々な栽培環境に適応し、また繁殖力も旺盛。
美しい花を咲かせることから広く普及しているが、世界各地で野生化して問題になっており、ニュージーランドなどでは侵略的外来種の指定を受けている。
日本には明治時代に導入され、同様に人家の周辺などで野生化している。
球根で増えるほか、こぼれ種でもよく発芽し、よく増える。
佐賀県では移入規制種として指定されており、栽培が禁止されている。
花期は6月~8月。
花期になると、葉の間から花茎を伸ばして花序を出し、花茎3~5㎝程度の花を咲かせる。
花序には花が左右交互に付き、下から上へと咲き進む。
花は鮮やかなオレンジ色~橙赤色で、6枚の花被片を持ち、花被片の基部は合着して筒状となっている。
雄しべは3個、雌しべの柱頭は3裂し、さらに先端で小さく2裂している。
葉は長さ30~50㎝、幅1~3㎝程度の剣形。
一つの球根から5~8枚の葉が出て付け根付近で重なる。
花を咲かせながら草丈30~80㎝程度に成長する。
植えっぱなしでもよく育ち、よく増える。
(出典・参考; ガーデニングの図鑑)
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カタバミ
場所
お出かけ先
植物
ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)
鮮やかに発光する、オレンジ色の濃い草花2つ
マリーゴールド(クジャクソウ<孔雀草>)
6月からの、熱い夏に向けての準備に忙しそうな草花達---その3。
鮮やかに発光する、オレンジ色の濃い草花2つ。
---散歩がてらの用事で、集合住宅の脇のオープンスペースに入ってみる。
そこに観たある草花。
少し湿気が感じられる空気の中、目が覚めさせるような、濃いオレンジ色で黄金が発光しているかのように、そこに根を這っていた。
また、その真向かいの建物の脇に観た草花。
葉の間から花茎を伸ばして花序を出し、ここでも幾つかの濃いオレンジ色を発していた。
前者はマリーゴールド(クジャクソウ<孔雀草>)、後者はヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)。
・マリーゴールド<別名 クジャクソウ<孔雀草>、センジュギク<千寿菊>、マンジュギク<万寿菊>>(キク科 マンジュギク属<コウオウソウ属>/タゲテス属)
メキシコを中心とした中央アメリカに約50種、アフリカに1種が分布する一年草、または多年草。
主に流通しているのは、草丈の低いフレンチ・マリーゴールドと、高性のアフリカン・マリーゴールド、そしてその交配種。
どちらも一年草で、「フレンチ」「アフリカン」の冠が付いているが、メキシコ原産の植物である。
日本へは江戸時代に渡来し、今では夏の花壇に欠かせない定番植物となっている。
マリーゴールドの花期は6月~10月。
花期になると、分枝した茎の頂部に、花径2~12㎝程度の頭花を咲かせる。
花は長い舌のような花弁を持つ舌状花※と、小さな5枚の花弁を持つ舌状花から成る合成花で、長い花期の間、次々と開花する。
※舌状花を持たない品種もある。
花色は、オレンジ、赤、黄色、白、複色。 八重咲きの他、菊咲きやクラウン咲き、カーネーション咲きなどの変わり咲き品種もある。
葉は羽状複葉で、茎に互生。
小葉は披針形で縁に鋸歯があり、品種によって幅広のものや細いものがある。
茎はよく分枝して花を咲かせながら成長し、株はこんもりと茂る。
葉茎には独特の強い匂いがあるが、最近ではあまり匂いの強くない品種も流通している。
草丈20㎝程度の矮性種から100㎝程度に育つ高性種まで、草姿の異なる品種が流通している。
耐暑性が高く、丈夫な性質で育てやすい植物。
品種によってはこぼれ種でよく増える。
<マリーゴールドの主な品種>
→アフリカカン・マリーゴールド
メキシコ原産のエレクタ種を元に改良された品種群で、センジュギク(千寿菊)の和名を持つ。
草丈60㎝~90㎝、花径5㎝~12㎝の高性種。
1960年代にアメリカで品種改良が進められ、数多くの品種がある。
日本に最初に渡来したマリーゴールドは、アフリカン・マリーゴールド。
「アフリカン」の名前は、イギリスのチャーチル5世率いるイギリス軍が、アフリカ遠征の際に本種を持参して栽培し、現地に広まったことに由来。
→フレンチ・マリーゴールド メキシコ原産のパツラ種を元に改良された品種群で、クジャクソウ(孔雀草)の和名を持つ。
草丈40㎝~60㎝で、花径は2㎝~6㎝と比較的小型の品種が多いのが特徴。よく分枝し、株がこんもりと茂る。 16世紀にヨーロッパに紹介され、パリの王宮の庭園に多用されたことから「フレンチ」の名前がある。
→メキシカン・マリーゴールド メキシコ原産のテヌイフォリア種とその園芸品種群で、ホソバクジャクソウ(細葉孔雀草)、ヒメクジャクソウ(姫孔雀草)とも呼ばれる。
矮性種で、草丈は15㎝前後、花径2㎝程度。
フレンチ・マリーゴールドよりさらに小型で葉が細く、繊細な印象のマリーゴールド。よく分枝して横に広がる性質がある。
・ヒメヒオウギズイセン<姫檜扇水仙、別名 モントブレチア、クロコスミア>(アヤメ科 ヒメトウショウブ属/クロコスミア属)
サハラ以南のアフリカ、マダガスカルに約9種の原種が分布。多年草。その中で、ヒオウギズイセンとヒメトウショウブから作出されたのが、本種ヒメヒオウギズイセン。
ヒメヒオウギズイセンは、1880年に上述の2種の交雑によりフランスで作出される。強健な性質で、湿地から乾燥地まで様々な栽培環境に適応し、また繁殖力も旺盛。
美しい花を咲かせることから広く普及しているが、世界各地で野生化して問題になっており、ニュージーランドなどでは侵略的外来種の指定を受けている。
日本には明治時代に導入され、同様に人家の周辺などで野生化している。
球根で増えるほか、こぼれ種でもよく発芽し、よく増える。
佐賀県では移入規制種として指定されており、栽培が禁止されている。
花期は6月~8月。
花期になると、葉の間から花茎を伸ばして花序を出し、花茎3~5㎝程度の花を咲かせる。
花序には花が左右交互に付き、下から上へと咲き進む。
花は鮮やかなオレンジ色~橙赤色で、6枚の花被片を持ち、花被片の基部は合着して筒状となっている。
雄しべは3個、雌しべの柱頭は3裂し、さらに先端で小さく2裂している。
葉は長さ30~50㎝、幅1~3㎝程度の剣形。
一つの球根から5~8枚の葉が出て付け根付近で重なる。
花を咲かせながら草丈30~80㎝程度に成長する。
植えっぱなしでもよく育ち、よく増える。
(出典・参考; ガーデニングの図鑑)