懐かしさほど大切にしまってはいない
遠くにありすぎてそれは何処へやったか

砂つぶより細かく小さなザラついた感触
確かなほろ苦さと一滴の蜜

甘く切なすぎて心乱れるけど
あいみょんの『マリーゴールド』は
いつまでも繰り返し聴きたい曲

風の強さがちょっと
心を揺さぶりすぎて
真面目に見つめた
君が恋しい

でんぐり返しの日々
可哀想なふりをして
だらけてみたけど
希望の光は

目の前でずっと輝いている
幸せだ

麦わらの帽子の君が
揺れたマリーゴールドに似てる
あれは空がまだ青い夏のこと
懐かしいと笑えたあの日の恋

「もう離れないで」と
泣きそうな目で見つめる君を
雲のような優しさでそっとぎゅっと
抱きしめて　抱きしめて　離さない