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草香
2021/06/18
バイケイソウを観察をしているときに、花にたくさんのアリが訪れていることに気がつきました。ここでひとつ「アリは花蜜(かみつ)を餌とするのか?」という疑問が生まれました。
調べてみると、アリの食性は基本的には肉食ですが、種類によっては植物や菌類を主食とするものもいる。また、肉食のアリはタンパク質源として昆虫などを食べながら、エネルギー源として“花蜜やアブラムシの甘露を摂取する種が多い”ということでした。
次に「バイケイソウに蜜腺はあるのか?」という疑問が生まれました。調べてみると、基本的に虫媒花や鳥媒花は媒介者を誘うために蜜を分泌するようです。蜜腺の位置は種によって異なるそうですが、花の内側に蜜腺を持つものが多いということでした。この蜜腺は、花の外側に蜜腺を持つものと区別して花内蜜腺(かないみつせん)と呼ばれます。また、風媒花は動物を誘う必要がないため、蜜腺が退化しているそうです。バイケイソウは虫媒花であるため、蜜腺はあると見て良さそうです。
ここまでで花蜜を摂取するアリが存在し、バイケイソウは蜜を分泌するということが分かりました。次にバイケイソウを訪れるアリが花蜜の摂取を目的としていることを前提として、アリの行動を観察しました。
写真Aを見ると、アリは花被片の基部にある緑色のものに口をつけています。1~5の写真のように、アリは緑色のものの縁に口をつけながら合計6枚の花被片をまわっていました。そのため、バイケイソウの蜜腺はここにあるのではないかと考えましたが、花内蜜腺の多くは子房の基部や子房と雄しべのあいだにあるとのことなので、そうしたところから分泌されたものが緑色の構造の場所に溜まるような仕組みになっているという仮説もたてられますね。
けえいち
2021/06/18
勉強になりました👍
これからバイケイソウも咲き始めるので蜜腺の辺りを覗いてみます😊
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1
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草香
2021/06/18
@けえいち
さん
バイケイソウの蜜腺に関してはわたしの仮説ですが、虫たちがこのあたりを気にしていたので、やはりなにかあるのだろうと思います🤔ぜひ、覗いてみてください😊🍀
わたしもまた観察をしてみようと思います!
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0
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草香
なるべく自力で調べるようにはしているのですが、時々、どうしても名前の分からない植物とも出会います。その時は、お力を貸して頂けたら嬉しいです。
キーワード
シュロソウ科
調べてみると、アリの食性は基本的には肉食ですが、種類によっては植物や菌類を主食とするものもいる。また、肉食のアリはタンパク質源として昆虫などを食べながら、エネルギー源として“花蜜やアブラムシの甘露を摂取する種が多い”ということでした。
次に「バイケイソウに蜜腺はあるのか?」という疑問が生まれました。調べてみると、基本的に虫媒花や鳥媒花は媒介者を誘うために蜜を分泌するようです。蜜腺の位置は種によって異なるそうですが、花の内側に蜜腺を持つものが多いということでした。この蜜腺は、花の外側に蜜腺を持つものと区別して花内蜜腺(かないみつせん)と呼ばれます。また、風媒花は動物を誘う必要がないため、蜜腺が退化しているそうです。バイケイソウは虫媒花であるため、蜜腺はあると見て良さそうです。
ここまでで花蜜を摂取するアリが存在し、バイケイソウは蜜を分泌するということが分かりました。次にバイケイソウを訪れるアリが花蜜の摂取を目的としていることを前提として、アリの行動を観察しました。
写真Aを見ると、アリは花被片の基部にある緑色のものに口をつけています。1~5の写真のように、アリは緑色のものの縁に口をつけながら合計6枚の花被片をまわっていました。そのため、バイケイソウの蜜腺はここにあるのではないかと考えましたが、花内蜜腺の多くは子房の基部や子房と雄しべのあいだにあるとのことなので、そうしたところから分泌されたものが緑色の構造の場所に溜まるような仕組みになっているという仮説もたてられますね。