５月２日撮影　稲荷山公園

カラスノエンドウがたくさん生えています。花も確かにカラスノエンドウ（別名ヤハズエンドウ）なのですが
葉の形がヤハズのように切れ込んでいません。
三河の植物観察というサイトによると
小葉が細く、先が尖るものは別品種として区別されている…とありました。
しかし、ヤハズエンドウにも切れ込まないものがあるらしく、まとめてヤハズエンドウ（カラスノエンドウ）とすることが多いようです。
図鑑の最終更新日が書かれていないと、この情報がいつのものなのか分かりづらいですね。

センダングサの仲間なども全部ひっくるめて…ということが多いようでしたので、
これは花の形を見て、カラスノエンドウで良いのだと思います。
ただ、パッと見て、「これは違う！」と思ってしまいました。見た感じがちょっと違いました。

カラスノエンドウ（烏野豌豆）
マメ科ソラマメ属

別名ヤハズエンドウ
※この種はホソバヤハズエンドウとも。

カラスノエンドウは「カラスのエンドウ」ではなく、「カラス、野エンドウ」です。
カラスが食べるとか、カラスのように大きいエンドウではなく、種がカラスのように黒くなるから名付けられたようです。
別名のヤハズエンドウは
葉がヤハズ（矢筈）のように切れ込むところから。