ヨトウムシに食べられたリアトリス
犯人を探すスズメバチの姿
虫には詳しくないんで少し気になる事

15分ほど眺めていたのだけど
このスズメバチはリアトリスやオレガノなど
ヨトウムシが食害した葉の近くだけを
重点的に飛び回ったり葉や茎を歩いたりしていた

虫の食害のない他の植物にはあまり近づかない
スズメバチは何を基準にそこに虫がいるって判断したんだろう

一つ有力かなと思ってる自説
以前なにかの論文で
植物は傷ついた際に自身の体内に電波を発したり
旨味成分のグルタミン酸を周囲に放出し
周囲に知らせる機能があり
それがガーデニングの癒し効果なっているのでは？
という話を読んだことがあり
グルタミン酸なのか傷の匂いなのかを嗅ぎつけ
スズメバチはやってくるのではないかと
素人考えをしている

ちなみになんもなくてもスズメバチが寄る
モッコウバラも近くに生えていたのに
とにかくしつこくリアトリス周辺を探していた

アブラムシやカイガラムシが出す分泌物も
スズメバチ成虫の餌になるので寄るらしいけど
リアトリスにはどちらもついていない

スズメバチが目視で正常な植物の葉と
齧られた植物の見分けをつけてるとは思いづらいし
あれだけ無数にある植物の正常な状態を
生まれて数日の蜂が記憶しているとは考えられんからね

という事はやっぱり植物から何かが出ていて
食害する虫を判断してるんじゃなかろうか

何故幼虫に限定したかと言うと
この日は雨上がり他の小さい蜂や
成虫の蛾やハエも飛んでいて
スズメバチと鉢合わせしていたけど
それには無反応で姿の見えない葉っぱ齧り犯人
多分ヨトウムシをスズメバチは探していたように見えた

観察対象がスズメバチだから
そんなに至近距離では見れないし
まあ観察くらいではよく分からん

ネットで調べれば分かるのかもしれんけど
庭にいる動植物について
自分なりに考えるのも楽しい

*どうやらスズメバチではなくアシナガバチのようです
アシナガバチはヨトウムシを好んで食べるらしいですが
蜂の種類は変われど疑問は解決しないという