東北に自生するツツジ属は、以下の14種にまとめることができそうです。

ツツジ亜属
ヤマツツジ/コメツツジ/オオコメツツジ

ミツバツツジ亜属
トウゴクミツバツツジ/ユキグニミツバツツジ/シロヤシオ

レンゲツツジ亜属
レンゲツツジ/アカヤシオ/ムサキヤシオ/オオバツツジ

シャクナゲ亜属
アズマシャクナゲ/ハクサンシャクナゲ/キバナシャクナゲ

トキワバイカツツジ亜属
バイカツツジ

植栽されたものも多いでしょうから、人里近くでツツジを観察するときは注意が必要かもしれません🤔

「ツツジ属を観察するときのポイント」
・葉の付き方(互生、輪生)
・若い枝や葉につく毛(扁平、糸状、綿状、腺状鱗片)

雄しべの数やその基部の毛の有無、子房の毛の様子なども手がかりとなりそうですが、箇条書きしたポイントと花の様子だけでも結構しぼることができそうです。

写真のツツジはムラサキヤシオ。
上部の真ん中の花弁に濃色の斑点があり、短い雄しべの基部は有毛で膨らみがあり、長い雄しべの基部は細くほぼ無毛でした。花柄には縮れた腺毛が見られます。雄しべは10個ありました。


ﾒﾓ
ツツジ科
ツツジ属