2021年4月23日(金)、曇りのち晴れ。
今日も、素敵な人生が続いている。

私達夫婦はそれぞれ、いつも夫婦喧嘩ばかりを見て育ってきた。

だから、結婚するときは、喧嘩をしない仲の良い夫婦になりたいと思って結婚生活40年を過ごしてきた。

しかし、そのうちの37年間は、夫婦喧嘩が多い夫婦であった。

離婚の危機もたくさんあった。

でも、この3年間は、以前のような大きな喧嘩をすることがほとんどなくなった。そして、とても幸せで
ある。

なぜ、そのようになれたのか？

それは、お互いに思うところをはっきりと言いあったことも、時が過ぎてみると、いいことであったのかもしれない。

その時の本当の自分を語り行い、妻もはっきりと自分の感情と行動と言葉をぶつけてきたことが、お互いを心底から知ることになったのかもしれない。

最大の離婚危機を回避できたのは、妻の育った環境、そして、そのことで妻が心的外傷を受け、それを癒やす相手が私一人しかいなかったことであったのである。

私は、それがわからず、長い間、妻の本当の気持ちを理解していなかった。

妻の心的外傷から発生した言動が理解できなかったので、こんなに愛しているのに、妻はいつも不満ばかりを言うと感じていた。

妻は、誰よりも彼女自身を一番愛してほしかったのである。

家庭環境によって、彼女は心的外傷後ストレス障害、感情障害、妄想障害と進んでいったのであるが、私は、彼女の生育環境から発生した病気を理解できなかったのである。

それが、ある申請書を提出するときに、彼女から生育歴の聞き取り調査をしたときに、病気の原因と正体がわかったのである。

その時から、私は、彼女をいつも一番に愛することにした。義父も義母も、彼女を幸せにするために、できることは全部した。その結果、義父は4年前に入院、義母は昨年6月24日に入所してもらった。

特に、彼女は義母の入所以来、非常に安定してきた。

彼女希望をできるだけ叶え、妻も私が園芸や書類作成など、何かしているときは、積極的に手伝うようになった。

それで、お互いが相手の行為がそれぞれのためにやっていると知ったときは感謝の言葉を毎日、10回以上、言っている。

今が本当に幸せだ。今が極楽なので、そのまま往生できたらと思うくらい。　

でも、妻は、自分自身、かなり重い病を抱えているのに、子供のことを考えて、お父さん、まだ、極楽往生をしてはいけないよ、息子、娘、娘婿、孫があなたを頼りにしているから、と言う。

沢山の面倒と真正面から向き合って、乗り越えてきたので、かなり疲れ気味なんだけど。

まだまだ、必要とされることが沢山あると妻は言う。

さて、投稿写真のことについて、書き綴る。

上段左は、高さ1m以上にも育った湘南のクレマチス「ハーモニー」である。高さ30cmぐらいしかなかったのが、3回り大きな鉢に植え替えをしたら、こんなにも大きくなった。とても可憐なピンク色の花びらにと緑色の縦線が入っている。名前の通り、とても調和している。

その左側の2枚は、お隣さんのご近所さんから、もう育てないのでもらってくれと一昨年前にいただいたエビネである。昨日、いただいたご近所さんを招待して見てもらったら、こんなにも大きく育って嬉しいと言ってくれた。他のいろいろな花を見られ、とても癒やされたと言って帰っていかれた。

下段の3枚は、3本のピエール・ドゥ・ロンサールの木から咲いた花である。同じ地植え場所から育ったものであるが、花にはそれぞれ個性があるみたいだ。

特に一番左のピエールは、他の2つと比べ著しく形や色の付き方が違う。他の2つも似ているようであるが、微妙に花の形が違う。どれも共通して言えることは、センターがトリプルに見えることである。

今日、3つともカットして妻に渡したらとても喜んだ。

妻はピンクが一番好きなのだ。

だから、この度久しぶりに購入したバラは、ダフネとしずくであるが、いずれもピンクである。

今日も分担して、園芸をし、妻の要望のドライブにも行った。

寝る前には、妻が好みそうな恋愛映画を一緒に鑑賞した。妻は薬で今は寝入っている。私もそろそろ、寝る時間がやってきた。

明日は朝早くから、妻と一緒に、一時間ばかりのノルディック・ウォーキングに参加する。

明後日は、参議院選挙の立会人を依頼されたので、朝午前6時45分から午後8時00分まで立会人を務めることになった。

来週は、娘家族が帰省するので大忙した。幸せな日々が続く。

とにかく、今に感謝を忘れずに、幸せな出来事を胸に刻みつけておくことが大切だと思っている。

孫からは、ショートメールで、全部ひらがなで、おじいちゃん、早く会いたい、そして、テニスもして、山仕事もしたいという趣旨のメールが届く。

幸せな気持ちで、リメールを孫に送っている。