陽を浴びて輝くように咲いている椿さんを下からそっと撮らせてもらいました。
〈椿〉には少しだけ思い出があります。

当時入院していた母に椿の花を見せたくて、鉢植えはお見舞いにふさわしくないと迷いつつ小さな椿の鉢を買って行きました。

ちょうどその頃、食事もあまり摂れなくなっていた母に少しでも食べる意欲を持ってもらいたいと思い、あえて母のそばで自分だけ軽食をとっていたことがありました。
ある日の帰り際、ヘルパーさんに呼び止められ「食べられない人の前で食べるのは可哀想よ」と注意され、当時の自分は思いもしなかったその言葉にとても傷ついたことを覚えています。

お見舞いに鉢植え、病室での食事。きっとまわりから何て非常識な娘さんだろう、と思われていたことでしょう。

椿は小さな赤い花を一輪つけました。

そしてその日は突然訪れました。
ただの風邪と聞かされていましたが、誤嚥性肺炎でした。母(享年69歳)。

パーキンソン病から出先(調子が良い日に花を見に郊外の公園へ。バス停近くのマンホールの段差につまづき転倒)で大腿骨骨折。
あっという間に寝たきりとなってしまいました。

椿の花を見るとしばらく切なくなりましたが、今はもうそんなことはありません。
しっかりGS目線☝️で見ることが出来ています💓
何だか久しぶりに思い出してしまい、長くなってしまいました💦
ごめんなさい🙇‍♀️

転倒と誤嚥は本当に呉々もお気をつけ下さい。
予防(筋トレなど)大事です。