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カタバミさんのお出かけ先,ユキヤナギ(雪柳)の投稿画像

2021/03/18
早春の、3月。私の散歩道の道際等で、冬時期にジッと耐え辛抱していた草花達は、木に芽や花を付け始めたり、また、ようやく重い土を持ち上げ、芽吹き始めて初々しいもの全てが、大きな深呼吸の中にあるようだ---

2月からの、草花達の季節をエンジィし始めている姿、姿---その13。

早春の光に映える、ユキヤナギ。
---我家を出て直ぐ近くのオープンスペースに足が向く。
いつの間にかに柔らかな春の光の中に、真っ白に重く積もった雪かと想わせて、その草花の枝垂れ枝をたわわに弓状に湾曲させ、一変した白一色に映えた風景が、私の目の前に現れたのである。

・ユキヤナギ<雪柳、別名 コゴメバナ<小米花>、コゴメヤナギ<小米柳>>(シモツケ属 バラ科)
中国、日本に分布する落葉性低木。日本では、本州の関東地方以西、四国、九州に分布し川沿いの岩場などに自生。
ただし、日本に分布するユキヤナギは、古い時代に中国から入ってきたものが帰化したとする説もあり、本来の自生種であるのか否かは定かではない。

美しい花を咲かせることから庭木として世界で広く栽培されており、特にアメリカ南東部では高い人気を誇る庭木の一つとなっている。

ユキヤナギの花期は3月~4月。
花期になると、分枝した枝の葉の付け根から多数の花序を出し、小さな花を無数に咲かせる。一つの花序は2~7輪の花で形成され、花は径5㎜前後で5枚の花弁、多数の雄蕊を持つ。
                                 最盛期には密生した小さな花で枝が見えなくなり、株が白く染まる。ユキヤナギの名前は、この小さな花が、枝垂れた枝に積もった雪のように見えることに由来。

基本種の花色は白。園芸品種には淡いピンク色の花を咲かせる品種もある。

葉は幅の狭い披針形で、縁に鋸歯があり、互生。株元から多数の枝を出して株立ちとなり、樹高1~2m程度に成長する。
枝はよく分枝して斜め上に伸び、または弓状に湾曲し、枝垂れする。

<ユキヤナギの他の品種>
→フジノ・ピンク
花弁の外側はピンク色で内側が白いため、咲き進むと淡いピンク色の花が咲いているように見える。基本種に比べると枝は枝垂れず、上へと伸びる。「フジノ・ピンキー」「ピンク・ユキヤナギ」の名前で流通することもある。

<ユキヤナギの近縁種>                      ユキヤナギ属するシモツケ属は、北半球を中心に約120種が分布。本種の他では以下のようなものが観賞用として広く栽培されている。

・シジミバナ ・シモツケ ・コデマリ ・ゲンペイシモツケ

(出典・参考; ガーデニングの図鑑、ユキヤナギ Wikipedia)

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