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お出かけレポート
お出かけ先,キズイセン(黄水仙),ニホンズイセン(日本水仙)の投稿画像
カタバミさんのお出かけ先,キズイセン(黄水仙),ニホンズイセン(日本水仙)の投稿画像
タイハイスイセン(大杯水仙)
ラッパズイセン(ラッパ水仙)
キズイセン(黄水仙)
ニホンズイセン(日本水仙)
ペーパーホワイト(白色水仙)
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カタバミ
2021/03/08
早春の、3月。私の散歩道の道際等で、冬時期にジッと耐え辛抱していた草花達は、木に芽や花を付け始めたり、また、ようやく重い土を持ち上げ、芽吹き始めて初々しいもの全てが、大きな深呼吸の中にあるようだ---
2月からの、草花達の季節をエンジィし始めている姿、姿---その5。
春を呼ぶ、5種のスイセン。
---何時もの散歩道の道際。その2箇所のスペースで、幾種かの多くのスイセン達が春を、そこに、まさにその息吹を、確かにしたのである---タイハイスイセン(大杯水仙)/ラッパズイセン(ラッパ水仙)/ペーパーホワイト(白花水仙)/ニホンズイセン(日本水仙)/キズイセン(黄水仙)
風貌よく似る、ラッパズイセンとタイハイスイセンの見極め、どうであろうか。よくその特徴をチェックしたつもりだがどうであろうか。
(なお、ニホンズイセンとペーパースイセンのPhotoは便宜上、昨年の12/20時のものを置く)
・スイセン<水仙、別名 セッチュウカ<雪中花>(ヒガンバナ科 スイセン属<ナルキッスス属>)
原産地は南ヨーロッパ、北アフリカを中心とした地中海沿岸地域に約60種が分布する多年草。
自生地は牧草地や森の中で、特にイベリア半島に多くの種が分布。
日本への渡来時期は不明だが、平安時代末期の書物にスイセンの絵が描かれていることから、この時代にニホンスイセンが渡来と考えるられている。後の江戸時代にはキズイセンが渡来。
ニホンズイセンは本州以南の海岸近くで多くの野生化が見られる。
品種改良も盛んで英国王立園芸協会には1万を超える品種が登録されている。
スイセンの花期は11月中旬~4月。
多くの品種は3月~4月に開花。早いものでは11月中旬に花を咲かせるものもある。
花期になると、葉の間から長い花茎を伸ばし、頂部に花径1.5~12㎝程度の花を、一輪、または数輪まとまって横向きに咲かせる。
花は、外側で横に開いた6枚の花被片と、内側で筒状、またはラッパ状になっている副花冠から構成。花被片は内側3枚が花弁で外側の3枚が萼。
花には香りがあり、品種によって異なるが、ジャスミンやヒヤシンスのような甘い芳香を放す。
花色は白、黄色、ピンク、オレンジなどと多彩。副花冠の形状も様々で、カップ状のものから筒状、花弁状とバラエティーに富む。
葉は帯状、または線形で、やや厚みがある。夏には地上部を枯らせて休眠期に入り、秋から初夏にかけて生育する。耐寒性が高く、数年間は植えっ放しでも美しい花を咲かせる。病害虫の発生もほとんどなく、育てやすい植物。
<スイセンの代表的な品種>
スイセンは1万種以上の園芸品種があり、現在も品種改良が盛んに行われ、年々その数は増加。このため、品種名の混乱を避ける意味合いもあり交配親の野生種、花姿などによりイギリス王立園芸協会が定めた系統に分類されている。
以下の分類は便宜上のものであり、植物学上のものではない。
①ラッパズイセン(喇叭水仙)
ヨーロッパに広く分布するプセウドナルキッス種を元に作出された品種。
1本の花茎に1つの花が咲き、ラッパ状の副花冠の長さが花被片と同等もしくは長いのが特徴。主な花期は3月~4月。
→マウントフット
白花の有名品種。副花冠は咲き進むに連れてクリーム色から白へと変化。
→ピンクパラソル
スイセンでは珍しいサーモンピンクの副花冠が印象的な品種。
→キングアルフレッド
長い副花冠がラッパズイセンらしい品種。鮮やかな黄色と大きな花で人気。
…などなど、他にも数えきれない位の品種がある。
②タイハイスイセン(大杯スイセン)
1つの花茎に1つの花が咲き、ラッパ状の副花冠の長さが花被片と同等以下、かつ1/3以上のスイセンを指す。主な花期は3月~4月。
カップ咲きスイセンと呼ばれることもある。
→アイスフォーリス
副花冠は咲き進むと白に変化。花径10㎝程度の大輪。
→キャメロット
美しい黄色の花弁が特徴。多くの園芸品種の交配親となっている銘花。
→プロフェッサーアインシュタイン
花被片と副花冠のコントラストが美しい品種。
③ショウハイスイセン(小杯スイセン)
1本の花茎に1つの花が咲き、副花冠の長さが1/3以下のスイセン。
小カップスイセンと呼ばれるが、国内ではあまり流通しない。
④八重咲きスイセン
1本の花茎に1つの花が咲き、副花冠、雄しべ、雌しべが花弁化して八重咲きになったもの。
→タヒチ
明るい花色が魅力の八重咲きスイセン。
→フォンシオン
戦前から植えられている古典品種の八重咲きスイセン。花は鮮やかな黄色だが、劣化すると緑色を帯びる。
⑤トライアンドラリス・スイセン
トライアンドラリス種を元に作出された品種の系統。花は下向きに咲き、花弁がわずかに反り返るのが特徴。1本の花茎に2輪以上の花が咲く。
⑥シクラミニウス・スイセン
シクラミニウス種を元に作出された品種の系統。花は下向きに咲き、副花冠は長い筒状、花弁は反り返る。シクラメン咲きスイセンとも呼ばれる。1本の花茎に1輪の花が咲く。
→ジェットファイアー
草丈15㎝~25㎝のミニ水仙。
⑦ジョンキラ・スイセンおよびアポダンサス・スイセン
ジョンキラ種、またはアポダンサス種を元に作出された系統。
強い芳香があり、「香りスイセン」「芳香スイセン」とも呼ばれる。
1本の花茎に1~5輪程度の花を咲かせる。
→キズイセン(黄水仙)
別名「イトバスイセン(糸葉水仙)」
名前の通り、糸のように細い葉が特徴。
→ヒルター
副花冠のグラデーションが美しい品種
⑧房咲きスイセン
別名「タゼッタスイセン」
タゼッタ種を元に作出された系統。
1本の花茎にたくさんの花を咲かせる房咲きで香りがある。
花期は秋から春で、花弁は広がり、反り返りはない。
ニホンズイセンも房咲きスイセンに分類される。
→ニホンズイセン(日本水仙)
古くから栽培されているスイセンの代表品種。各地で野生化。群生を見ることが出来る。地中海沿岸原産のタゼッタ種の変種。日本へは遣唐使の時代にキク、アサガオなどと一緒に渡来したと推測される。
→ペーパーホワイト(白色水仙)
純白の花弁と副花冠が特徴の人気品種。紅葉の時期から咲き始める。
→エルリッチャー
八重咲きで、房咲きスイセンに分類。八重咲き芳香スイセンとも呼ばれる。
⑨クチベニスイセン
スペインからギリシャにかけて広く分布するポエティクス種の選抜品種。
→アクタエア
副花冠の縁が紅色に彩られます。1本の花茎に1~2輪の花が咲く。
⑩ペチコートスイセン
バルボコディウム種を元に作出された系統。ラッパ状の大きな副花冠を持つ、ユニークな花姿のスイセン。
→バルボコティウム
草丈10㎝~20㎝で、漏斗状の副花冠が愛らしい原種系の品種。
⑪バタフライスイセン
大きく発達した副花冠が、長さの1/3以上裂けている品種。個性的な花姿と華やかさで、近年人気の系統。
→ワルツ
サーモンピンクの副花冠の縁が波打った「フリルバタフライ咲き」品種。
→オランジェリー
白い花弁にオレンジの副花冠のコントラストが美しい人気品種。
→カムウラデ
フリルの入る副花冠が華やかな印象の人気品種。
⑫その他のスイセン ⑬野生種
(出典・参考: ガーデニングの図鑑 他)
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カタバミ
場所
お出かけ先
植物
キズイセン(黄水仙)
ニホンズイセン(日本水仙)
タイハイスイセン(大杯水仙)
ラッパズイセン(ラッパ水仙)
ペーパーホワイト(白色水仙)
2月からの、草花達の季節をエンジィし始めている姿、姿---その5。
春を呼ぶ、5種のスイセン。
---何時もの散歩道の道際。その2箇所のスペースで、幾種かの多くのスイセン達が春を、そこに、まさにその息吹を、確かにしたのである---タイハイスイセン(大杯水仙)/ラッパズイセン(ラッパ水仙)/ペーパーホワイト(白花水仙)/ニホンズイセン(日本水仙)/キズイセン(黄水仙)
風貌よく似る、ラッパズイセンとタイハイスイセンの見極め、どうであろうか。よくその特徴をチェックしたつもりだがどうであろうか。
(なお、ニホンズイセンとペーパースイセンのPhotoは便宜上、昨年の12/20時のものを置く)
・スイセン<水仙、別名 セッチュウカ<雪中花>(ヒガンバナ科 スイセン属<ナルキッスス属>)
原産地は南ヨーロッパ、北アフリカを中心とした地中海沿岸地域に約60種が分布する多年草。
自生地は牧草地や森の中で、特にイベリア半島に多くの種が分布。
日本への渡来時期は不明だが、平安時代末期の書物にスイセンの絵が描かれていることから、この時代にニホンスイセンが渡来と考えるられている。後の江戸時代にはキズイセンが渡来。
ニホンズイセンは本州以南の海岸近くで多くの野生化が見られる。
品種改良も盛んで英国王立園芸協会には1万を超える品種が登録されている。
スイセンの花期は11月中旬~4月。
多くの品種は3月~4月に開花。早いものでは11月中旬に花を咲かせるものもある。
花期になると、葉の間から長い花茎を伸ばし、頂部に花径1.5~12㎝程度の花を、一輪、または数輪まとまって横向きに咲かせる。
花は、外側で横に開いた6枚の花被片と、内側で筒状、またはラッパ状になっている副花冠から構成。花被片は内側3枚が花弁で外側の3枚が萼。
花には香りがあり、品種によって異なるが、ジャスミンやヒヤシンスのような甘い芳香を放す。
花色は白、黄色、ピンク、オレンジなどと多彩。副花冠の形状も様々で、カップ状のものから筒状、花弁状とバラエティーに富む。
葉は帯状、または線形で、やや厚みがある。夏には地上部を枯らせて休眠期に入り、秋から初夏にかけて生育する。耐寒性が高く、数年間は植えっ放しでも美しい花を咲かせる。病害虫の発生もほとんどなく、育てやすい植物。
<スイセンの代表的な品種>
スイセンは1万種以上の園芸品種があり、現在も品種改良が盛んに行われ、年々その数は増加。このため、品種名の混乱を避ける意味合いもあり交配親の野生種、花姿などによりイギリス王立園芸協会が定めた系統に分類されている。
以下の分類は便宜上のものであり、植物学上のものではない。
①ラッパズイセン(喇叭水仙)
ヨーロッパに広く分布するプセウドナルキッス種を元に作出された品種。
1本の花茎に1つの花が咲き、ラッパ状の副花冠の長さが花被片と同等もしくは長いのが特徴。主な花期は3月~4月。
→マウントフット
白花の有名品種。副花冠は咲き進むに連れてクリーム色から白へと変化。
→ピンクパラソル
スイセンでは珍しいサーモンピンクの副花冠が印象的な品種。
→キングアルフレッド
長い副花冠がラッパズイセンらしい品種。鮮やかな黄色と大きな花で人気。
…などなど、他にも数えきれない位の品種がある。
②タイハイスイセン(大杯スイセン)
1つの花茎に1つの花が咲き、ラッパ状の副花冠の長さが花被片と同等以下、かつ1/3以上のスイセンを指す。主な花期は3月~4月。
カップ咲きスイセンと呼ばれることもある。
→アイスフォーリス
副花冠は咲き進むと白に変化。花径10㎝程度の大輪。
→キャメロット
美しい黄色の花弁が特徴。多くの園芸品種の交配親となっている銘花。
→プロフェッサーアインシュタイン
花被片と副花冠のコントラストが美しい品種。
③ショウハイスイセン(小杯スイセン)
1本の花茎に1つの花が咲き、副花冠の長さが1/3以下のスイセン。
小カップスイセンと呼ばれるが、国内ではあまり流通しない。
④八重咲きスイセン
1本の花茎に1つの花が咲き、副花冠、雄しべ、雌しべが花弁化して八重咲きになったもの。
→タヒチ
明るい花色が魅力の八重咲きスイセン。
→フォンシオン
戦前から植えられている古典品種の八重咲きスイセン。花は鮮やかな黄色だが、劣化すると緑色を帯びる。
⑤トライアンドラリス・スイセン
トライアンドラリス種を元に作出された品種の系統。花は下向きに咲き、花弁がわずかに反り返るのが特徴。1本の花茎に2輪以上の花が咲く。
⑥シクラミニウス・スイセン
シクラミニウス種を元に作出された品種の系統。花は下向きに咲き、副花冠は長い筒状、花弁は反り返る。シクラメン咲きスイセンとも呼ばれる。1本の花茎に1輪の花が咲く。
→ジェットファイアー
草丈15㎝~25㎝のミニ水仙。
⑦ジョンキラ・スイセンおよびアポダンサス・スイセン
ジョンキラ種、またはアポダンサス種を元に作出された系統。
強い芳香があり、「香りスイセン」「芳香スイセン」とも呼ばれる。
1本の花茎に1~5輪程度の花を咲かせる。
→キズイセン(黄水仙)
別名「イトバスイセン(糸葉水仙)」
名前の通り、糸のように細い葉が特徴。
→ヒルター
副花冠のグラデーションが美しい品種
⑧房咲きスイセン
別名「タゼッタスイセン」
タゼッタ種を元に作出された系統。
1本の花茎にたくさんの花を咲かせる房咲きで香りがある。
花期は秋から春で、花弁は広がり、反り返りはない。
ニホンズイセンも房咲きスイセンに分類される。
→ニホンズイセン(日本水仙)
古くから栽培されているスイセンの代表品種。各地で野生化。群生を見ることが出来る。地中海沿岸原産のタゼッタ種の変種。日本へは遣唐使の時代にキク、アサガオなどと一緒に渡来したと推測される。
→ペーパーホワイト(白色水仙)
純白の花弁と副花冠が特徴の人気品種。紅葉の時期から咲き始める。
→エルリッチャー
八重咲きで、房咲きスイセンに分類。八重咲き芳香スイセンとも呼ばれる。
⑨クチベニスイセン
スペインからギリシャにかけて広く分布するポエティクス種の選抜品種。
→アクタエア
副花冠の縁が紅色に彩られます。1本の花茎に1~2輪の花が咲く。
⑩ペチコートスイセン
バルボコディウム種を元に作出された系統。ラッパ状の大きな副花冠を持つ、ユニークな花姿のスイセン。
→バルボコティウム
草丈10㎝~20㎝で、漏斗状の副花冠が愛らしい原種系の品種。
⑪バタフライスイセン
大きく発達した副花冠が、長さの1/3以上裂けている品種。個性的な花姿と華やかさで、近年人気の系統。
→ワルツ
サーモンピンクの副花冠の縁が波打った「フリルバタフライ咲き」品種。
→オランジェリー
白い花弁にオレンジの副花冠のコントラストが美しい人気品種。
→カムウラデ
フリルの入る副花冠が華やかな印象の人気品種。
⑫その他のスイセン ⑬野生種
(出典・参考: ガーデニングの図鑑 他)