飛梅／北野天満宮／京都
過去Photo　2018/3

「東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな（春な忘れそ）」
菅原道真が詠んだのは、春を忘るなのようです。

（今の）福岡県に左遷された道真の元に、可愛がっていた梅が飛んできました。飛んで行った先は太宰府天満宮。
太宰府天満宮の「飛梅」はなぜか白梅です😅

左遷された道真が失意の中で病死し、亡骸を運んでいた牛車の牛が座り込んでしまってどうしても動かないので、道真の亡骸を葬ったのが太宰府天満宮（元は安楽寺）

道真亡き後、京都だけでなく天変地異があったりまだ若い人が亡くなったりしたのを「道真の亡霊が出た」と恐れられました。
道真を死に追い込んだ人がいたから、恐れおののいていたのです。
道真の霊を鎮める為に北野天満宮が作られました。

可愛がっていたり盾になって守ってくれたりしたので、全国の天満宮には牛の像も至る所にあるのですね。