忘れていた記憶は

いつも心の奥で

あなたがもう一度

来る日のために

記憶を磨いて

ここで静かに待っている


旅をしたあなたは

新しい記憶を

ぱんぱんに鞄につめて

一回り深い眼の色で

きっと私を探してくれる


その日

あなたが新しい私を

見つけてくれたなら

私ももっと美しい花の色で

あなたを見つめ返しましょう


そして

人生のなかで

あなたと私が出会うたび

美しい記憶の道を

織り成していきましょう


🌸八重咲きの酔芙蓉💕
ずっと見たいと思っていた花です🎵晩秋のこんな時期に咲くなんて、ちょっと意外でした😊

私は、想い出は想い出のままで、くすんでいくのかなぁと思っていました。
でも、想い出は、年を重ねるごとに、自分と一緒に深みを増していくのだと発見しました🎵
そんな発見を詩にしました😊

一日の中でも、白からピンクに花の色を変えていく酔芙蓉の花にこの詩を重ねました。

いつか私がいのちを終わるときに、心に咲く花が凄い花畑になってたら素敵だなぁ❤️