【郷土の風景シリーズ:パンパスグラスと百日紅編】

パンパスグラス:pampas grass
サルスベリ:百日紅:Crape myrtle


【詠歌献上】

『肩寄せてそよそよ揺れるパンパース 天を仰げば鰯雲行く』

@"The tips of the Pampas grass are swaying with their shoulders close together, and so, when you look up at the sky, sardine cloudiness is flowing."
訳意:秋風がそよそよと流れてパンパスグラスが肩を寄せ合って穂先を揺らしている。
空を見上げると鰯雲が流れている。
そんな秋の風情を詠んでみましたが…⁉︎

この日30日は、残念ながら雨模様の天気でしたので、もちろん鰯雲は見ることが出来ません。
即ち、この歌は画像とは違いますが、希望的な想像の域で詠んだものデス(^_-)

♡ パンパースグラスは、庭植え用の苗として流通するほかに、秋に切り花としてもたくさん出回ります。
庭植えのものを切り花として利用する場合、花穂が出る前の棒状のさやをナイフで削って、強制的に若い花穂を露出させると、光沢があってきれいです。
ただし、葉の縁がノコギリ状になっているので、手を切らないよう、取り扱いには注意してくださいマシ)^o^(

☆パンパスグラスは、南アメリカとニュージーランド、ニューギニアに分布するススキに似た多年草で、約20種が知られています。
栽培されるのは、明治中ごろに渡来したセロアナ種（Cortaderia selloana）です。
雌雄異株で、雌株の花穂には長い毛があり、観賞価値が高くなります。
タネまきと株分けでふやせますが、タネをまいて育てると、穂が茶色でやや細い雄株も混じります。
耐寒性は強くなく、－2～－3℃程度です。
地中まで凍ると傷むので、若苗は凍らせないように防寒が必要です。
寒冷地では大株でも防寒しないと、株が弱ってしまい枯れてしまうこともありますょ⁉︎

都会ではススキを採りに行くのも大変でしょうが、お花屋さんにはパンパスグラスは販売されており、お店によってはススキも販売されているカモ知れませんネ⁈

「十五夜飾り」にはつきもののススキですが、質素な風情のススキと豪華なパンパスグラス…⁈
さてあなたは、どちらをお飾りされるのでしょうか？
皆さんの投稿を見てみたいデス)^o^(

＊この写真画像は、宮崎大学近くの住宅街の一画にある土手に、サルスベリとともに咲いていたものデス⁉︎

今日、10月1日は十五夜🌕

旧暦の8月15日に行われる行事のため、現代では9月中旬から10月上旬のあいだで毎年、十五夜の日が変わります。
収穫期ということで、その年に収穫した里芋やさつまいも、豆類をお供えすることもあります。
それが転じて、現在のお月見団子になったという説も。
また、一緒に備えられるすすきは、収穫前の稲穂に見立てたものなのだそう。

月を見上げるといっても、当日が満月とは限りません。
1〜2日ずれることが多いのですが、今年は翌10月2日の18:05がジャスト満月タイム。
十五夜時にはほぼまんまるで、占星術的に見ても月のパワーがいっぱいに満ちた時間帯と言えるでしょう。
十五夜は月がおひつじ座かうお座に滞在しているときの行事ですが、今年はおひつじ座の月です。

＊季節のイベントに乗り、“時の運”を掴もう！
十五夜に限った話ではありませんが、季節感のある昔ながらの催事・御祭りに乗るのは開運につながります。
なぜなら“時の運”を掴み易くなるからデス⁉︎
即ち、"タイミングのいい人になれる"ということなのです。
新しい事業をスタートするとか、愛の告白や結婚を決めるプロポーズやトラバーユなどのタイミングetc.,

運というのは縁や努力だけでなく、タイミングが重要なのはご存知でしょう。
普段から節目を感じながら生きることで“時の運”が巡ってきやすくなるのですが、そのためには季節ごとの催事・お祭りなどの行事にちょっと参加して乗っかってみるのもとてもイイことデス⁉︎

とは言っても、古来のしきたりを忠実に守って······とまではしなくて大丈夫。
たとえば十五夜にしても、買ってきたさつまいもと里芋を並べる、すすきをゲットしに、半休をとって野山や川岸などに行くなどなどはなんか違うかな？
と思われる方も多くいらっしゃるでしょう⁈
もちろん「絶対にそれがしたい！」ということであれば大いにやっていただきたいものデスが、団子とビールを買ってベランダで食べる······なんてことでも、十分だろうと思います。
ちなみに“時の運”は、季節のものを身にまとう、季節のものを使うということも大事デス⁉︎
たとえば10月なら、履かなくなったサンダルや扇風機をしまう、なんてこともしておきたいデスね…夏物などの断捨離を行いスッキリと整理整頓するのも良いでしょう⁈

＊「おひつじ座の満月」とはどんな時期？
占星術的な観点では、満月というのは「物事が満ちるとき」であり、物事がピークに達したり、頑張った結果が出たりする時です。
また、目指したビジョンと現状にズレがある場合には、やり方を見直す時期でもあります。
それを踏まえて、おひつじ座の満月は、下記のようなパワーをもたらしてくれます。

・なにかに勝つ。
・元気を得る。
・試練に立ち向かう勇気を得る。

上記について「こうするぞ！」という前向きな決意を固めるには、非常によいタイミングと言えるでしょう。
月を見上げたり、お月見にちなんだものを食べたりしながら2020年の残り2ヵ月を考えてみるのはいかがでしょうか⁈

特に現在は、おひつじ座では火星という、「情熱と闘いの星」が逆行という、通常と異なる動きを見せています。
ややパワーダウンしている、不完全燃焼気味という感覚がある人にとっては、この満月に開運アクションをすることでエナジーチャージができるかもしれませんョ⁉︎

では、おひつじ座の満月で開運につながるアクションにはどのようなものがあるでしょうか？
まず、おひつじ座が司る部位、頭部のメンテナンスや心地よいと感じるアクティビティなことが良いようデス⁈
ほか、運動することで活性化するため、気持ちが揺れすぎて辛いという人は特に、身体を動かすとイイでしょう⁉︎

・ヘッドマッサージをする。
・アイクリームでアイケアをする。
・スマホをOFFにして月を見る（目をいたわる）。
・アロマの香りで癒やされる。
・体を適度に動かす（特にイライラしているとき）。

☆おひつじ座の支配下にある「赤いもの」「火を使うもの」などもラッキーアイテムに。
たとえば月を見上げながら赤ワインを飲んだり、もしも月が曇って見えないならキャンドルを灯してその炎を楽しんだり、といったことで今の運を活性化できるはずデス⁈

伝統的な十五夜の楽しみ方もイイけれど、気分を変えたい、さらに何かをしたいという人は、おひつじ座満月的な楽しみ方をもぜひどうぞ。

🌕中秋の名月【豆知識】

今年の中秋の名月は、10月1日今夜です。
中秋の名月 2020年10月1日 21時頃 、南東方向に月が、南西方向に木星と土星が見えます。

🌕名月は必ずしも満月ならず
「中秋の名月」とは、太陰太陽暦（明治5年まで日本で使われていた暦。月の満ち欠けを元に1カ月の日付が決めらた)の8月15日の夜に見える月のことを指します。
中秋の名月は農業の行事と結びつき、「芋名月」と呼ばれることもあります。
中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。

今年は10月1日が中秋の名月、翌2日が満月と、中秋の名月と満月の日付が1日ずれています。
太陰太陽暦では、新月（朔）の瞬間を含む日が、その月の朔日（ついたち）になります。

今年は9月17日（新月の瞬間は20時00分）が太陰太陽暦の8月1日、10月1日が太陰太陽暦での8月15日となります。
一方、天文学的な意味での満月（望）は、地球から見て太陽と反対方向になった瞬間の月のことを指します。
満月の時刻は、10月2日6時05分です。
今年のように、中秋の名月と満月の日付がずれることは、しばしば起こります。
詳しくは、国立天文台暦計算室ウェブサイトの「名月必ずしも満月ならず」をお読みください。

また、今年は10月に満月が2回あります。
2回目の満月は31日で、2020年で地球から最も遠い満月です。
反対に、2020年で地球に最も近い満月になったのは4月8日でした。
地心距離から計算すると、10月31日の満月は4月8日の満月より、視直径は約14パーセント小さく、明るさは約30パーセント暗くなります。
もし地球に最も近い満月と最も遠い満月を並べて比較することができれば、大きさの違いがよく分かるはずですが、実際にはできません。
比較対象なしに、月を眺めるだけで大きさの変化に気づくのは、たいへん難しいでしょう。

@郷土宮崎の著名な「十五夜祭り」

毎年、中秋の名月の頃に行われる「十五夜さん」。
県北三大祭及び日向三大祭の一つで、日向市中心市街地及び日向市駅前交流広場で開催されます。
見立細工や花屋台が奉納され、日向市あげての舞踊隊が繰り出すこの祭りは、富高八幡宮の祭礼がそのルーツとされています。
富高八幡宮の創建は約800年前。
壇ノ浦の戦いの後、椎葉に逃げ落ちた平家を追ってきた那須与一、工藤祐経の2人の武将が、鎌倉にある鶴ヶ岡八幡宮から勧請して社を建て、兵の士気を鼓舞したのが始まりといわれています。
その後、地元の民によって五穀豊穣への祈りと収穫への感謝をこめた祭りが続けられ、現代まで引き継がれています。
県北三大祭り及び日向三大祭りのひとつに数えられる十五夜祭り。
沿道は県内外から訪れた多くの人で賑わいますが…今年はコロナ渦中のために中止されました。
 
今宵は🌕を観て良い夢を、お休みなさい🐏🐏🐏🐏🐏

ちなみに、ネイティブ・アメリカンでは、10月のことを下記ように呼んでいます。

・Harvest Moon:収穫の頃
・Hunter’s Moon:狩猟を始める頃


by Kazyan"s Green Shot
Artistic:pampas grass
2020/Sep 30/past pm 00:30' 📱shooting
2020/Oct 1/past pm 01:50' upload