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カタバミさんのお出かけ先,サルスベリ(百日紅)の花の投稿画像

2020/09/02
もう8月を後にした9月だ。今年は、例年になく暑さが未だ続く。散歩道の道際の草花は、より暑さを凌げる時季を、いまか今かと求めていることだろう---

8月、盛夏に観る草花の姿、姿---その8。

サルスベリ(百日紅)の花。
---何時もの散歩道を、少し足を伸ばしての道際。細い枝に、重たそうにゆったりと、ピンク色のフリルのついた花の集合が、水平に並列しての房状の塊りになって、少し揺らいでいた。
近寄って観察し観た。

房状を成す個々の花弁の有り様が、近くで見ると多少のグロテスクに見えるが、華やかで魅力的だ。なにか自己主張している木花と思った。

今までは、多くは、遠くからみあげるように、住まいの塀越しなどに見てきたサルスベリとは、全く違う花をそこに観たようだった。

・サルスベリ<百日紅 、別名 ヒャクジツコウ>(ミソギ科)
百日紅(ヒャクジツコウ)は中国名。紅色の花が7月から9月にかけての長期間(3ヶ月=百日)咲いていることから付いた名。
サルスベリは夏を象徴する花木の一つ。中国が原産地。

花色は、薄桃色や桃色、紅紫、白花などがある。
春に伸びた枝の先端に、夏から秋にかけて小さな花が房状の塊になって多数咲き、キンモクセイやライラックのように、房状にまとまって咲くので、葉っぱに印象が負けない華やかな樹木。

「百日紅」という名だけあって、長い間花を咲かせる。「並列花序」といって、中央のつぼみに対して、両脇に付いたつぼみが時間差で花開く性質を持っているので長い期間、ずっと花が咲いているように見える。
 
なお、春先には、芽吹いた新梢を伸ばしなが、その先端か、これに近い数芽に花茎を作り、20〜40個の蕾が固まって円錐状の花序、「円錐花序」をなすという。

サルスベリの木は、幹を覆っている皮が薄くて剥げ落ちやすく、木肌がツルツルしている。
そこから、木登り上手な「猿も滑って落ちる⇒猿滑り」というのが由来と云われている。

(出典・参考; 江戸川教育文化センター、暮らし〜の、おりおりの花)




































































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