8月も中旬に入る。熱暑だ。散歩道の道際の草花には厳しい時季だ。
コンクリート道際にある草花はうなだれて、少しもの冷感を求め、それに必死に耐え頑張っている。
木陰の草花達は、熱気を受けながらも、早くも次の時節への態様も見せ始めている---
　
8月、盛夏に観る草花の姿、姿---その2。

何時ものオープンガーデン風のスペースに観る、ジニア(百日草)、ジニア---。

・ヒャクニチソウ＜百日草、別名 ジニア＞(キク科)
南北アメリカに約20種が分布するキク科ジニア属。
ジニアとして最も普及しているのは、ヒャクニチソウの和名を持つジニア・エレガンス。日本へは江戸時代末期の1862年に渡来。

他にもホソバヒャクニチソウの和名を持つジニア・リネアリスや、メキシコヒャクニチソウの和名を持つジニア・ハーゲアナの他、種間交雑種であるジニア・プロフュージョンなどが流通。

品種改良が盛んに行われた近年では、多様な品種が流通すると共に、夏花壇の定番植物として定着している。

ジニアの花期は5月～10月。
花期になると、伸びた茎の頂部に、頭状花を一輪咲かせる。
頭状花は花径3～10㎝程度の大きさで、周囲の舌状花と中心部分の筒状花からなる。

・ジニア・プロフュージョン＜別名 ヒャクニチソウ＞(キク科)
ジニア・リネアリスとエレガンスの種間交雑種。

矮性品種(矮性; 動植物が近縁の生物の一般的な大きさよりも小形なまま成熟する性質)で、コンパクトにこんもりとまとまり、花付きが良いのが特徴。

うどんこ病に対する耐性があり、近年人気の園芸品種。

(出典・参考; ガーデンニングの図鑑)