ときどき伺う鰻屋さんは、オーナーがとても気を配り季節の花々を活けて
　いらっしゃいます。

昨夜、少し寒かったので叔母を誘い、アツアツの蒸籠蒸しを頂いてきました。
席のすぐ横の棚には、ややずんぐりの素焼きの壺に　短く投げ込んだ桜が
　たわわに入っています。

極くごく淡いピンクでとても大ぶりな花が叔母には好ましかったようで、
　『短く活けるのもなかなか好いわね』と感想を述べます。
食べ終わって、ウェイトレスのオネーサマに花の種類を訪ねると、
　『実は私の実家の庭木が誰も面倒を見ないので花に申し訳なく、
　ここに持ってきました！　父が愛でていましたが、私は種類名が判りません』
　とのこと。

スマホで写真をアップするだけで花の名前が判る、こことは別のサイトを
　登録していましたので起動すると、当初は無料だったのに今は年額の
　有料制に替わっていました。　僕の使用頻度からすると高額なので
　諦めてしまいました。

部屋に帰ってから、パソで更に別のサイトで調べると『里桜』と出ました。
もう少し細かい固有名があるのではと思いますが、ま、今回はここまでで
　良いでしょう。
次回、鰻屋さんを訪ねた折に、オネーサマに名前を伝えましょうか。

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２ヶ月ほど前にも、この鰻屋さんで一抱えもある壺に活けたやや小ぶりな
　桜のことを別のブログに書きました。
季節よりも随分先行してまだ寒い時期に開く『啓翁（けいおう）桜』でした。
『十月桜』に似た少し涼しげな姿でしたよ。
言葉だけでは埒が明かないので写真だけでも載せましょう。