2022年2月23日(水)、曇り時々雪。
念願の冬の足立美術館へ妻と行った。旅費は妻が全額貯金から出してくれた。2月22日と今日の一泊二日の旅。
昨日は、驚きの連続。20年前以上にスキーに子供を連れて行ったことがあるが、完全に雪景色を忘れていた。
それが昨日からの旅で、初めて高速道路で奥深い山での雪景色を見た。とても感動した。対向車線に除雪車が走り、雪をはねのけて走る。すごい光景だ。初めて見る光景だった。
100m先は、雪で真っ白となり、白の壁だ。
森は、雪をかぶり、真っ白になっている。追越車線は、雪で凍結しているようなので、怖くて追越車線を走ることができなかった。
妻のお陰で、素敵な雪景色を見ることができた。
投稿写真は、2日で200枚以上撮影した中の一枚。
足立美術館の冬景色をどうしても見たかったのであるが、それが実現したのである。
枯山水庭園が真っ白になった。でも、水面には赤松がくっきりと映っていた。
今日で足立美術館に来たのは5回目で、春夏秋冬の全てに来たことになった。
牡丹雪がちらつく中での日本庭園鑑賞である。
なんて、素晴らしい景色だろう。溜息の連続であった。
日本画も相変わらず、というよりもっと素敵に目に映った。
今日は、生まれてはじめて、宍道湖の観光遊覧船にも乗った。それも雪降る中である。妻と私の貸切状態であった。船長が、運転席の隣で、会話をした。
途中では、ユリカモメとトビににカッパエビセンを空中に投げて、キャッチさせるイベントにも参加した。
嫁ヶ島も間近で見ることができた。
帰りは、安来市からわが町へ休憩なしの2時間35分でたどり着いた。
本当に素敵な一日であった。
昨日のフォーゲルパークのことについては、このあとに連投する。
島根県は本当に芸術文化レベルの高いところだ。
日本書紀にも出てくる地で、神話がふんだんにある。芸術家も随分と排出している。
今日、玉造温泉のホテルをチェックアウトするときに、お土産をもらった。お酒二本(720ml✕2本)とお米二袋(4合✕2袋)、「美肌県しまね」の布製のトートバッグである。粋な計らいである。その説明書を読むと、島根県の宣伝のために、ホテルを通じて、JAアグリ島根が島根県の特産物を旅行者に「たわわに実る神々の贈り物」(主に温泉の宣伝)として、無料で配布しているのだ。
これらの説明書を読むと、日本酒は『出雲国風土記』では、島根県が日本酒の発祥の地と言われているようだ。これも今日、初めて知ったこと。
わが町にも、大国主命、少名彦命、天照大神などをを祀っている神社がある。それが出雲国からやってきたのだ。
ああ、ありがたき幸せで、今日も素敵な一日を過ごさせてもらった。
大雪の中をドライブした今日は、決して忘れられない妻との一日となった。